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仕事の仕方

テレワーク時に行われる激しい追求

arthur

はじめに

テレワーク化では相手が返答に窮していることが伝わらなくなるためか、追及が激しくなりがちな人が多くいます。
普段であれば多少は気遣ってくれたりする人でも、姿が見えないためか遠慮をしてくれなくなることがあります。

私はもう激しい追及には耐えられない体になってしまいました。正直に言えば着信音がなるだけで動悸を感じます。
状況を改善するため、今回はテレワークがで行われる激しい追及の対応策を考えてみました。
・ある程度会話のシミュレーションをしておく
・思っていることは素直に口にする
・ヘッドセットを外す
・別の人にボールをパスする
・スピーカーをミュートにする

話すための準備をしておく

これは当たり前と思われるかもしれません。
会議に臨むにあたってはなれたものでない限りは準備をする必要があります。
箇条書きにした項目は優先度の高い順に記述しています。

・自分が作成した資料は説明できるようにしておく
・会議の目的を認識しておく
・配布された資料は最低限目を通しておく。余裕があれば資料の自己解釈を考えておく
・会議の流れをシミュレーションする

会議の流れをシミュレーションするは全パターンを想定する必要はありませんが、大まかな流れを予想しておきます。
難しければ、何が起こりそうか想像を膨らませるだけでも負荷は減ります。

思っていることは素直に口にする

激しい追及が始まっているということは大体の場合、考慮していない事態になっているのだと思います。
そういう時に使えるマジックワードがあります。
・「わかりません。」
・「考えてませんでした」
・「考える時間をもらってもよいですか?」
・「どうしたらよいですか?」

…言いたいことは現在の状況を素直に口にした方が良いということです。
わからないことはわからない。考えていなかったことは考えていませんでした。ということで話が進むこともよくあります。
追及している人は現在の状況を把握したいだけです。ネガティブなことでも素直に状況を言いましょう。

その場で考えて言わないといけないのだとしたら、「考える時間をもらってもよいですか?」と言って時間をもらいます。
考えてもわからなかったら「どうしたらよいですか?」と言って協力してもらいましょう。

ヘッドセットを外す

ここから先は追及の手が止まない人に対する対策です。
もし、ヘッドセットを付けた音声通話をしている場合はヘッドセットを外してスピーカー出力しましょう。
激しい音声は拷問としても利用されるくらいには強力な攻撃です。

もし、スピーカーかマイクが内蔵されていない端末をお使いの場合はヘッドセットから音が漏れるくらい音量を上げましょう。マイク付きのヘッドセットは手で持って話せばよいのです。

この方法をとると、激しく追及している人自身の声をこちらのマイクが拾うようになります。これは相手からすると自分の声がハウリングしているように聞こえることです。反響するくらい自分が激しく話しているということが伝わるため、不本意に激しくなっている場合、相手も気を付けるようになります。
意図的にやっている人でも強いトーンの言葉が返ってくるのは不快なので切り上げる可能性が出てきます。

別の人にボールをパスする

これは会議に自分たち以外が参加している場合に利用できるテクニックです。
「○○さんはこう言っていますが、××さんはどう思いますか?」と言って、いったん会話のドッチボールを別の人にやってもらいましょう。

当たり前ですがボールをパスする相手は関係のあるメンバーを選んでください。
かわいそうに感じるかもしれませんが、同時に関係があるにもかかわらず、助け舟を出してくれない人でもあります。耐え難いならさっさと囮に使いましょう。

ただし、この方法をとるためにはパスする人との関係性が重要になってきます。ただ普段から礼儀正しくしていればある程度は許容されます。

スピーカーをミュートにする

最終手段です。
ネットワークの不調とか、ミュートボタンを押してしまったとか適当な理由を付けてスピーカーをミュートします。この時、余裕があればどこまで聞いたかを憶えておきましょう。

一度落ち着くまで待ってから「すみません。ネットワークが不調で聞き取れませんでした。○○までは聞こえていました」と言いましょう。必要なら会話が再開されるでしょうし、相手ももう一度言うにあたって、多少は落ち着いて話してくれるようになるかもしれません。

まとめ

底辺エンジニアがテレワークでの追及のかわし方をまとめました。
面倒に感じることがあるかもしれませんが気性が激しい人と話すときは基本的な準備をしておくことが必要です。「気性が激しい人に特別な対応をさせられている」とネガティブな印象を受けるかもしれません。しかし、「気性が激しい人から自分を守るため」と考えれば多少はやる気ができるかもしれません。暴言やトーンの激しい言動はパワハラ認定を受けることがあるほどの影響があります。もし、辛いときは多少のズルをしてでも自分を守っても許されるでしょう。

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