次の DEMO を見に行く
ポエム

言い訳三種の神器を多用するな

arthur

はじめに

仕事をしていて厳しい追求や理解度テストみたいなことが始まって辟易しています。
実際に行われていることから逆算して、なぜこのようなことが行われているのか考えてみた結果、安易な言い訳を繰り返した人がいるせいではないかと思いました。

安易な言い訳とは

今回問題となった安易な言い訳とは以下のようなものです。便利すぎる言い訳なので言い訳三種の神器と呼ぶことにします。
・記憶にありません
・認識に相違がありました
・明記していませんでしたよね

これらは確かに現実的にあり得る言い分です。しかも、一発で相手を黙らせる力を秘めた言い訳です。
一方でこれらの理由を何度も持ち出すと一気に居心地が悪くなってくるのです。

安易な言い訳に対する対策

言い訳三種の神器を多用していると相手も段々と対策をするようになってきます。
具体的には認識のすり合わせや、会議で行われたことの確認テストのようなことを行われるようになります。また、この確認テストは立場が低いほど不利になっていきます。

記憶にありません

なんでもメモや議事録を残すことを求められるようになります。おそらく、かなり些細なことでも記録を残すことを求められるようになります。
これを求められるとわかりますがかなり、メモに時間を取られることになります。

認識に相違がある

これを多用すると認識の確認テストのようなことがよく行われるようになります。
ひどくなると会話ごとに今の会話で分かったことはなんですか?と聞かれるようになります。
人間なので口頭で聞いた話は100%伝わることは少ないのですが、一つでも認識が違うとごちゃごちゃと言われるようになります。

明記されていません

全ての資料についてありとあらゆる決定事項を書かなくては認められなくなります。資料を見ている方もどのような勘違いをされる余地があるかなど神経を使いながら見るようになります。そのため、普通そんなふうに考えないだろというようなことでもその可能性があるというだけで、記述の見直しが求められるようになります。

偉い人がこの言い訳を使い始めたら最悪

偉い人が記憶にありません。勘違いしてた。明記されてないじゃん。の3種の神器を使い出すと最悪です。一人のメンバがこの言い訳をしだすと、被害を被るのはその言い訳を多用するメンバーと面倒を見ているリーダーだけです。
しかし、立場が上の人がこの言い訳を多用すると、その人がその言い訳を使えないようにするために全てのメンバーがその言い訳を使えないようにする取り組みが行われるようになることがあります。

さいごに

便利かつ、状況を選ばずに利用できる便利な言い訳をすると立場を悪くすることがあるという話でした。
・記憶にありません
・勘違いしていました
・どこにも明記されていません

人間なのでどうしてもこれらの理由によるミスは避けられません。しかし、自分で対策をして何度もこの理由を持ち出さないようにすることがおそらく重要なのだと思います。

ABOUT ME
ケン
ケン
ヨワモンのパートナー
ヨワモンのパートナー
記事URLをコピーしました