技術サイトでポエムを書いてくれないか?
ポエム
私が望んているポエムというはシステム開発における体験から主観で何が良くて、何が悪かったと振り返るような記事です。もちろん、振り返った結果、ネガティブなものばかりになってしまってもかまいません。
そういった記事は読み物として興味深いのはもちろん、体験とその振り返りから様々な知見を得ることができます。
技術サイトにポエムがあるメリット
QiitaやZennといったナレッジ共有サイトやテックブログにあるメリットは以下の通りです。
体験を語ることはAIにはしづらい
昨今では見出しと章立てを書ければAIを使ってそれっぽい記事を書くことができます。
そのような時代において、価値がある情報とは何でしょうか?
それはあなたの体験にもとづいた知見を述べることです。もちろんAIならそれらしい体験があったかのような書き方をすることもできますが、現実と比べると内容が薄かったりします。そう体験にもとづいた自分の考えを述べるのはまだAIには奪うことができない聖域の一つなのです。
技術と経験が合わさった生きた知見を知ることができる
技術を学んでも実際にどのように使われるのか想像がつかないことがあります。そのうえ、その技術を用いた結果、どのようなことが起きたのか。それに対してどのようなことを感じたのか。これを知ることはこれは技術的なだけでなく、ブラックボックスになりがちなプロジェクトマネジメントの知見にもなります。
仕事をしているふりができる
これが本音です。
私は人の体験や考え方を聞くのが好きです。しかし、そういった記事をネットで探すことは難しくなってきています。いえ、自分の端末で探すことはそれほど難しくはありません。体験記をみるならはてなブログ、Noteを見れば目当てのものはみつかるでしょう。
問題なのは仕事中にそういったところを探すことが難しいことです。…仕事をしろというのがまっとうな意見でしょうが、休憩したり、仕事が片付いて暇になることはあります。
ただ、自分で検索してそういった記事を探すことはそこそこのハードルがあります。なぜなら、人に変なことを検索していることを知られるのは面倒くさいですし、アクセスするサイトに制限をかけていることも少なくありません。
そんなとき、さも仕事をしている風に暇をつぶせるのが技術ブログのポエムというわけです。技術的なブログなら制限の対象にならならないですし、一見して技術的な文献を見ているように見せかけることができます。
サイトによっては止められるのですが、このブログも社内から見ることができるようになりました。
さいごに
ほとんどは私欲にまみれています。しかし、ポエムを書くことの重要性も伝わったのではないかと思います。
体験は広義の資産に含まれると思います。そういった経験が日々の仕事の質を高めているのですから。その体験に触発されたり、参考にしたりして、他の人たちの仕事もより良くすることができかもしれません。さて、もしよければ、その体験をネットで公開していただきたいです。
QiitaやZennに投稿するときはポエムとタグ付けしてください。