Pythonの関数
arthur
ヨワモンの部屋
例外処理とはプログラムにエラーが発生したときに、その問題をうまく処理してプログラムを停止させずに済む仕組みのことです。
プログラムにおいて起こりそうなエラーとして以下のようなことがあります。
こういったとき、例外処理がなければプログラムが停止してしまいます。しかし、例外処理を書くことでプログラムを続けることができます。
例外処理の構文は以下の通りです。
ポイントとなるのは「ここ1」「ここ2」と書いてある場所です。
while True:
try: #ここ1
number = int(input('数字を入力してください'))
result = 10 / number
print(f'計算結果: {result}')
except ZeroDivisionError: #ここ2
print('0で割ることはできません。別の数字を入力してください')
except ValueError:
print('数字を入力してください')
finalyというのはtry exceptの処理が行われたときに最後に必ず行う処理を記述することができます。以下の場合は、例外が発生した場合も発生しなかった場合も常に「処理を再開します。」というメッセージが表示されます。
while True:
try: #ここ1
number = int(input('数字を入力してください'))
result = 10 / number
print(f'計算結果: {result}')
except ZeroDivisionError: #ここ2
print('0で割ることはできません。別の数字を入力してください')
except ValueError:
print('数字を入力してください')
finaly:
print('処理を再開します。')
withを利用せずにファイルを必ずクローズしたり、ソケット通信を切断するなど必ず行ってほしい処理を記述することが多いです。