VSCodeのインストール
arthur
ヨワモンの部屋
コンピュータに処理を実行させるには命令文を書く必要があります。そして命令文はコンピュータでも理解できる言葉にしてあげる必要があります。
ただ、コンピュータが理解できる文字は今のところ’0’と’1’だけです。それとは逆に0と1のみで命令文を書くのは人間にとって難しいです。
それを解決するために人間でもわかる言葉でプログラムを書き、書いたプログラムを機械語に訳して実行してもらうことになっています。
機械語に翻訳するときに自由に書いてしてしまうと翻訳するのがとても難しくなってしまいます。そのため、あらかじめ決められた単語や命令の書き方をしてあげる必要があります。
Pythonにおける基本的な文法は以下の通りです。
一つの命令の区切りは改行で表します。1行に複数の命令を書くことは基本的にできません。
print('しりとり')
print('りんご')
#から後に書かれた文章はすべてコメントと呼ばれる機械語に訳されない文章として扱われます。これにより人間に向けたメッセージをプログラムに残すことができます。
# これがコメントです
print('しりとり')
print('りんご')
改行が命令の終わりを表すと書きましたが()で囲むことによって()で囲われた範囲を一つの命令だということを表すことができます。これは1行で書くとプログラムが読みづらくならないようにするなどの用途で使われます。
retult = (1000 + 2000
+ 3000 + 4000)
print(result)
ifは特定の条件を満たした場合に行われる処理を書くための命令文です。「if input_value == ‘Python’」の次の行が字下げ(インデント)しています。インデントを増やすことで特定の条件の場合にだけ行われる処理の塊を表現することができます。
input_valut = 10
if input_value > 5 :
# この処理は入力値がPythonだった時だけ行われる処理
print('input_valueは5よりも大きい')
# インデントを減らしたことで条件文の外に出たことを表している
# Pythonと入力されていなくてもこの処理は行われる
print('処理を終了します')
この記事ではPythonの文法について解説しました。難しく感じるかもしれませんがPythonの文法はプログラム言語の中ではシンプルなため、それほど意識しなくてもきっとすぐに覚えられるのではないかと思います。