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arthur
ヨワモンの部屋
Pythonのデータには「型(type)」があります。型とはデータの種類のようなものです。
例えば以下のコードのうち、numberとstr_numberはどちらも5です。しかし、「’」でnumberは5とだけ記述されているのに対して、str_numberは’5’と記述しています。
実はnumberは数字の5を、str_numberは文字の5を表しています。
number = 5
str_number = '5'
データ型がある理由として以下のようなことが挙げられます。
Pythonの基本データ型は以下があります。
数値の変数は以下の3つでしたね。complexは
sentence = '基本的にはシングルクォテーションで囲む'
str_another = "ダブルクォーテーションでも文字列になる"
str_quote = "'(シングルクォーテーション)を含む'文字を宣言したときはダブルクォーテーションを使う"
文字列型は語りだすとそれだけで1テーマとして扱えるほど底の深いものです。そのため、文字列については専用の記事を作成しようと思まス。
先頭の例で書いた例を再び持ち出します。型が何かを書いていませんよね。
何故これでプログラムが動くのかというとPythonが動的型付けをしており、= の後に続くデータの内容から型を予想してつけてくれています。なのでただ書くだけならデータ型を宣言する必要がないのです。
number = 5
str_number = '5'
ですが、明示的にデータ型を宣言することもできます。以下の構文で宣言できます。
「変数名 : データ型 = データ」
先ほどのコードサンプルで型宣言をするなら以下のようになります。
number : int = 5
str_number : str = '5'
Pythonにおいては動的に型付けされるため、簡単なツールを作っているうちは型宣言をせずに終えることも珍しくありません。そのため、最初の内は型を意識することは少ないと思います。ですが、型に応じた処理を使ったときに例外…(エラーのようなもの)が出力されてちょっと意識するようになるということが多いような気がします。