クレジットカードは作れるときに作ろう
クレジットカードは作れるときに作ろう
クレジットカードはうまく利用すれば多くのメリットを享受できます。
また、若いうちのほうが簡単に作成できるため、可能なら早めに申込むことが大事です。クレジットカードの審査は学生の方が条件が緩く、就職してから作成すると年収によっては申込むのが逆に難しくなる場合があります。また、利用することで信用情報を形成することができるので徐々に信用を得られていくことができます。
この記事ではクレジットカードを作成するメリットと作成後の注意事項、カードの選び方について解説しています。
クレジットカードを作るメリット
クレジットカードを利用するメリットは以下の3点です。
- 通常の買い物でポイント還元されることが多い
- 手数料がとられる機会が減る
- 利用できるサービスが増える
- 信用情報を形成できる
通常の買い物でポイント還元されることが多い
クレジットカードの発行元にもよりますが、利用した金額に対して1%のポイント還元やキャッシュバックなど何らかのサービスを提供していることが多いです。クレジットカードの利用者側にはほぼデメリットなしでどこでもポイント還元を受けられるようになることは大きなメリットです。
手数料がとられる機会が減る
公共料金の支払いやネット上の買い物で銀行振り込みをすると手数料を取られることが多くなってきました。クレジットカード支払いにしておくとこういった手数料を払う機会が大きく減ります。
利用できるサービスが増える
インターネットを介したサービスではクレジットカード支払いにしか対応していないものもあります。また、○○Payといった電子決済サービスの利用にもクレジットカードが必要になるものもあります。最近現れたサービスや海外の企業が提供しているサービスにクレジットカードが必要なサービスは多いです。
計画的に利用すれば信用情報を形成できる
これは直接的に恩恵を得ることはないかもしれません。クレジットカードを計画的に利用することで2つ目のカードの作成や住宅ローンなどを借りやすくなります。私も詳細を知らないため、簡易な表現になりますが、クレジットカードの支払いは借金/債権です。クレジットカードを計画的に利用することで計画的に借金をして、ちゃんと返している履歴として扱われるそうです。そして、ちゃんと返している記録があるため、貸し手側も貸しやすくなるということらしいです。
なお、学生の場合は信用情報がおそらくないため、学生か社会人になりたての頃のほうが作成しやすい場合があります。
クレジットカードの利用で気を付けること
クレジットカードが届いたら下記のことを確認してください。
- リボ払いになっていないか確認する
- カードの裏面に署名をする
- 支払履歴の見方を確認する
- 今払えないものは買わない
リボ払いになっていないか確認する
近年では非常に悪名が広まってきていますが、これだけ広まっているのは被害に遭っている人がそれほど多いということだと思っています。
私が説明するよりも省庁や銀行などの公的機関によるの注意を引用しようと思ったのですが、良くてもメリット併記かリボ払いの種類の説明がほとんどでした。個人的にはメリットを書きたくないため、仕組みやメリットについて説明はしません。私の偏見に基づいたデメリットを挙げることにします。
- 手数料が高い
返済しているときに手数料がかかります。この手数料は一般的な実質年率は15%だそうです。これは利息制限法における100万円以上の借金に対する最大の金利と同率です。民法上で認められている金利の上限ギリギリの手数料がとられるがとられることが一般的であるということです。今ではもうそんなことはないのかもしれませんが、月の支払金額に手数料を入れる支払いの中に手数料が必ず含まれるため、月ごと支払いの9割近くが手数料で、元本がいつまでも減らせずに支払いを続けさせられるというケースがあったようです。 - デフォルトの支払い方法がリボ払いになっていることがある
リボ払いは非常に貸す側にとってはメリットがあるのでデフォルトの支払い方法がリボ払いになっていることがあります。カードが届いたら、まずは利用規約やカード会社のページから支払方法を確認してください。もし、支払い方法がリボ払いになっていたら必ず、支払い方法を1回払いなどに変更してください。
悪名が広まりすぎたせいかカード会社はいずれも、「リボ払い」「リボルビング」ではなく、各社で独自の名前を付けています。今もその名称かはわかりませんが以下のサイトに各社のリボ払いの名前が載っています。
クレジットカードの紛失に備える
クレジットカードを紛失/盗難されたときに備えて、カードの裏面に名前を書いておいてください。これを書いていないと紛失/盗難されてカードを悪用されてしまった場合に補償の対象にならない可能性があります。
支出管理をする
カードの発行会社のページやアプリから支払履歴を見ることができます。支払履歴を見ることのメリットは以下の2つです。利用履歴が見られるのであれば家計簿アプリでもよいです。
- クレジットカードは支払った感覚を取り戻せる
- クレジットカードは不正利用に気づける
今払えないものは買わない
金融機関から降ろしてくれば払える買い物にだけ使うように心がけてください。給与が振り込まれすれば支払えるというレベルの買い物もできれば避けた方がよいです。
確かに限度額まで買うことも、キャッシングでお金を借りることもできます。ですが、基本的にはそのような用途でつかなわないことが上手な使い方です。
どのカードを作ればよいのか
基本的には大手のクレジットカード会社を利用することをおススメします。
ブランド
カードのブランドには以下のものがあります。お店によって使えるブランドに制限があることがあります。ですが、ほぼ個人のお店でなければ基本的にはどれでも使えるという印象を持っています。あえていうなら海外利用を想定しているなら、VISAかMasterCardがいいです、国産のブランドを応援したいならJCBです。
- JCB
- VISA
- MasterCard
- アメックス
提供会社
これは有名なカード会社の内、自分が所属している経済圏により決めてください。本当ならどうでもよいですが、リボ払いの解除方法とか困ったときにネットで調べられる方がいいので有名なカード会社でつくることをおススメします。人気な経済圏ごとのカードはそれぞれ下記になります。
- Amazon
- 三井住友カード
- 楽天カード
- auカード
- ドコモカード
- PayPayカード
まとめ
クレジットカードの使い方、選び方、注意点について解説してみました。不正利用、使用した金額がわかりにくくい、リボ払いなど注意して使わなければいけません。しかし、うまく使えば生活を便利にしてくれる非常に役立つツールとなります。有効に利用してよりスマートな生活を送りましょう。最後に楽天カードのリンクを貼っておきます。このリンクからカードを作っていただけると私も得できるので良ければここから作ってくれると嬉しいです。