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ポエム

しくじり先生~クソゲーを遊ぶしかないボッチ~

arthur

クソゲーとは

ゲームの中にはクソゲーと呼ばれるものがあります。クソゲーと呼ばれるものに画一的な基準はありませんが、以下のような要素があることが多いです。

  • ゲームシステムが不親切
  • ゲームバランスが悪い
  • 進行不能になるなどの遊ぶ上での障害がある

仕事として遊んだクソゲー

私は仕事でクソゲーを遊ばされたことが何度かあります。遊んだと言っても本当にゲームをしたわけではありません。クソゲーの要素がある仕事をさせられたということです。

  • ルールが整備されていない
  • 強制力のある後出しルールが頻出する
  • ルールの内容が一見して理解できない
  • 仕事のやり方を教えてもらえない

その仕事は意図してなのかは不明なのですが、ルールがほとんど整備されていませんでした。そのくせ、何か気に入らない点があると「これこれこういうルールがあるからそれはダメなんだ」と言ってきます。もちろん、そのようなルールはその時まで聞いたことがありません。その上、ルールを説明されても、内容が曖昧でその場しのぎのルールであることが透けて見えるようなものでした。内容が曖昧なので質問をしたとして、「そんな細かいことなんで聞くの?」「もしかして頭悪いの?自分で考えて」という風に質問も受け付けられません。
ではどういうやり方をすればよろしいでしょうか?と尋ねても、当然教えてもらえません。
トライ&エラーを繰り返して、正解にたどり着く以外の方法は見当たりませんでした。仕事は非効率的でミスが多いことをみんなが指摘されていたと記憶しています。

これは他人がやっている仕事の様子を見て同じ結果になるようにするとか、コミュニケーションをとってどう仕事を進めるかを事前に取り決めることで防ぐことができたと思います。でも私は面倒だからやりませんでした。

生活していくうえで遊んだクソゲー

生活をしていくうえでもクソゲーはたくさんあります。存在を知らない制度、お決まりの手順を踏まなければ示されない選択肢、後になってやっておかなければならないことがわかる要素・・・。人生を過ごしていく上でたくさんのクソゲーに出会ってきました。

会話はたどたどしく、内容も簡潔ではない説明をしているため話を聞いてもらえません。カウンセリングをしている精神科の医師も2,3分で話をいつもの薬出しときますね。と言って話を打ち切られました。
世間では金を払わないと話も聞いてもらえないおじさんと笑われているのを見たことがあります。わたしはそれより悲惨で金を払っているのに話が打ち切られるレベルです。
席を立って早々に話を打ち切ろうとする医師を止めることは私にはできませんでした。

なんでこんなことになっているのか?

おそらくですが、以下のような要素が足りていないのだと思います。

  • 想像力を働かせる機会が少ないことと
  • 他人とのコミュニケーション能力を磨いてこなかったこと
  • 人生の経験が不足していること

私は小学校から無口で他人との交流はほとんどありませんでした。当然ですがいじめの対象になりました。その後は中学まで耐えたが結局ドロップアウトしました。その後は完全に引きこもりになりましたが、ぎりぎりで総合高校に通い、指定校で大学に行けました。それでも積極的に友人は作らず、ゲームの世界に閉じこもっていました。
一方で、大学では複数人でやる課題がたくさんあり、当時はすごく苦しみました。他人と怖くて話せなかったのです。それでも大学で初めて他人と話せるようになった気がします。それまでは他人と2,3の会話をすることも怖かった。それでも何とか課題をこなして卒業することができました。中学、高校、大学時代の友人はいますが、卒業してからはみな疎遠になってしまいましたが・・・。
今は新卒カードを使って運よく就職した会社にしがみついています。

しかし、やっぱり普通の人にはあるいろいろな要素が欠けていると感じます。その最たるものがコミュニケーション能力とその経験です。何を話せばよいかわからないし、仕事でも何となくみんながわかっていることが私にはわからないのです。それでも、わからないことは聞くということを憶えて何とか中堅クラスと呼ばれる年齢までやってこれました。ですが、中堅になって、人のサポート、人の管理、スケジュールの本格的な管理を求められるようになったら途端に人生が詰み始めています。何をしたらよいのかがわかりません。そこに付け入られて、さまざまなだまし討ちを経て、マネジメントの領域からもドロップアウトしてきました。その結果、クソゲーみたいな仕事をさせられています。

おそらくこれからもクソゲーが続く

クソゲーと感じやすくする自己の能力の低さによるものです。
多分ですが、私はこの後もどんどんクソゲーを遊ばされることになると思います。中には私がクソゲーだと思っただけで、普通の人々にはクソゲー感を感じないところもあるでしょう。
きっと自己責任と言われるのでしょうが、私にはその言葉も含めて辛くて仕方がありません。

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