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“頂き女子”の映画化発表

arthur

“頂き女子”映画化発表

2024年10月25日に正気を疑うニュースが発表されました。いわゆる”頂き女子”りりちゃんの映画化が発表されたのです。この事態を整理するために改めて整理してみることにしました。

映画の関係者

  • 小林勇貴
    デビュー作は2017年に「全員死刑」、同年に「ヘドローバ」を公開したそうです。
    「ヘドローバ」という作品の中で子役が泣きながら嘔吐するほどの過剰な暴力演出を行い。「恐ろしいものが撮れてしまいましたが、そうですね、でもすごい良かったです。児童虐待、撮りました」と笑顔でコメントしたそうです。謝罪文によると吐しゃ物はダミー、子役の家族の許可はとっていたとのことです。それからここ数年は作品を出していなかったそうです。
  • 立花奈央子
    りりちゃんの支援者の一人で獄中日記を管理している方です。
    IQ137のギフテッドで現在は写真家、起業家・・・など複数の肩書を持っているようです。

頂き女子りりちゃんの事件とは

  • 1億5000万円の詐欺を行った。
    被害者の中には長年積み立てた生命保険を解約して、彼女にお金を渡したということだそうです。個人を狙った詐欺としては過去例を見ないほどの金額を騙し取っています。
  • 詐欺マニュアルの販売
    おおよそ2000蔓延相当の売り上げがあり、一部の女性はこのマニュアルを参考に詐欺を行った方もいます。その中でもニュースになった方も詐欺罪に問われ、懲役4年6カ月の判決が言い渡されています。これを根拠にりりちゃんはに組織的詐欺を行ったととらえられています。
  • 詐欺の目的はホストに貢ぐため
    詐欺マニュアルの販売や騙し取ったお金はすべてホストに貢ぐために利用されていたようです。実際に彼女が逮捕されたときには預金は1万円程度しかなかったとされています。

メモ

  • 被害者は支援者に対して手紙を送っているが、被害者からの手紙には返信をしていない。
    彼女は高い頻度で手書きの手記を拘置所内から支援者を通じて公開している。また、支援者からの手紙があれば返信もしているようだ。
    しかし、被害者を名乗る男性は拘置所のりりちゃんあてに手紙を送ったものの返信はないという。また、裁判においても「弁済もしていないにもかかわらず、謝罪をしても意味はない」という旨の発言をしており、謝罪はしていない。手記においても被害者に対する言及はない。
  • 被害者に対しては弁済をしていない
    高裁の控訴審において、被害者への弁償が進んでいないことが明らかになっている。この事実を聞いたときに疑問が生じた。というのも支援者によって有料で公開されている頂き女子の獄中日記とやらが支援者によって有料で公開されている。有料で公開されている理由は「それ以外に被害者に対する弁済の方法がないから」だとされている。
    また、「りりちゃんはごくちゅうです」というXアカウントも運営されている。そのアカウントには認証バッチがついており、おそらく収益化されている。
    Xの収益については言及は見つけられなかったものの、収入自体はあったと想像できる。なら弁償はされていないのか?
    この状況を説明するにあたり、ポイントは”収益”という言葉だと思われる。収益とは収入から費用を差し引いた後の金額のことを表している。おそらくだが、人件費や運営費などの費用を差し引いた後に残った金額があれば弁済に充てるという意味だったのではないでしょうか?
    なお、今回発表された映画についても”収益”が発生すれば被害者に弁済したいとしている。
  • Xを見るとりりちゃん関連の商品が多数宣伝されている。
    X上ではりりちゃんの支援者を名乗る複数のアカウントが自身の書籍や動画の宣伝を行っているのを確認した。
  • なんかよくわからないが好意的な意見がある
    まとめサイト、ブログサイト、Xを見ると好意的な意見や擁護する意見が多いことに驚いた。また、被害者に対して騙される方にも責任があるような意見もみられる。支援者の方もそのような意見を言っている。また、公開された手記や裁判においての供述から彼女に同情的な意見もみられる。

支援者と被害者のやり取り

以下は支援者である立花奈央子さんと被害者男性のSNS上の会話として公開されていたものです。支援者の発言はよい表現をすると正論、個人的には被害者に対して厳しすぎると感じています。確かに加害者にも悲しい過去があったのかもしれません。被害者の落ち度も0ではないでしょう。しかし、どちらの要素も他人への積極的に加害行為を正当化するには足りないのだと思います。

立花奈央子さん

本件は社会的影響が大きく、関心を寄せる人も多くいます。

また、私は渡辺被告の支援者という立場であるため、下記方針をご理解いただいた場合のみ返信が可能です。
①○○さんに対して立場案個人として真摯にあたり返信を行うが、それが○○さんの求める言葉とは限らないこと
→つまり、かえって○○さんの気分を害する可能性も、未来に向けた前向きな対話になる可能性も混在します。

②これまで○○さんが受けたTV取材等と同様、個人情報を伏せたうえでSNSや記事でこのやり取りを公開する可能性があること

③このやり取りはわたしと○○さんの対話に留まるものであり、わたしから渡辺被告への働き掛けは約束できないこと

上記をご了承いただけましたら、誠実なお返事をお約束します。思いの丈をお送りください。

○○さん
確かに。被告人には可哀想な一面もあるかもしれないです。

親にDV、アトピー、等。
しかしながら。
悪いと思いつつも。男性を様々な嘘で騙し。
ホストに行くなど言語道断です。

私は散々被告人に騙されました。
そのせいか。いくら本当でも。
DV、アトピー、過呼吸等全て嘘や演技だとしか思えないです。

まして。ネット記事によると。
被害者を人間と思ってない。
裁判で明るくしたらマズイじゃないですか?
接見の時は明るく喋り(これはどの社にも共通)

私が受けた取材では。被告人と接見した時。
私に伝える事はありますか?に対して。
謝罪も何もなし。
更には憎しみや悲しさを私にぶつけて欲しい...などと。
私からの答えとしては。
それだけの事(犯罪)をしたのだから当たり前と答えましたが。

立花さんに対して言い方は悪いですが。
Xの配信は私にとっては残酷な配信でした

今後。
立花さん、草下さん、弁護人等から被害者に対して謝る、謝罪の手紙を出したら等の提案があるかもですが。
受取るのは受け取りますが。
中身は一切信用しません。

尚。
これは余談ですが。
私は。被告人の親は今回のことに関して何を考えてるか知りたいと思います。

もし私が。自分の子供が被告人と同じ犯罪を犯したとしたら。
私は自分の財産を売り払ってでも追いつかないでしょうが被害者に少しでも返すかと考えてます。

長文失礼しました。

私からは以上です。
立花さんの条件。承知しました。

最後になりますが、草下さんにも結審後DM送りました。
いまだに返事もありません。

立花奈央子さん
たくさん言葉にしてくれてありがとうございます。

少し長くなりそうですが、一つづつお答えしていきます。

まず、○○さんの中にある思いとして「自分の声や思いに耳を傾けてほしい」というものを強く受け取りました。

結果的に詐欺に遭ったとはいえ、自身の選択と行動の結果ほぼ全財産を失うこととなり、到底納得できない思いが渦巻いていることと思います。

これに対して対処療法のように一つ一つ潰していくのでは、再起に時間がかなりかかります。

例えば、最初のDMにつづられていた「獄中日記をやめてほしい」、これは被害者の感情としては当然ですが、表現の自由が加害者にもあり、同時に損害弁済を見据えた取り組みでもあります。

これを○○さんが強弁を振るって妨害すること自体は可能かもしれませんが、その道を選んで留飲を下げたとしても、これから先自分が不快だと思う投稿や報道、著作物について一つ一つ潰していかなければなりません。

これでは永遠に事件にとらわれ、傷が癒えることはありません。

もちろん、○○さんに対して、現段階で渡辺被告の振る舞いを受け入れたり、自身の瑕疵も振り返るべきというつもりはありません。

今は五里霧中で希望もなく地獄のような日々かと思います。しかし、周囲がいかに痛みのないように配慮しても、○○さんが自分を傷つけるものを遠ざけようとしても、それは○○(読めない)ます。

残酷なようですが、○○さんが悩み苦しみ考え抜き、価値観を変えていくことでしか抜け出せません。

仮にこの状態でお金が返ってきても渡辺被告への疑念が晴れることはないでしょうし、親が今回の事件について考えていることを知ることができても同様です。

○○さんに必要なのは、傷ついた自分の心をいやすために必要な材料であり、それが現段階では詐取された金銭であったり、納得のいく説明ではありますが、それはほんの一部分でしかありません。

○○さん
ありがとうございます。
私は。
出来る事なら。声を大にして。
職場、ネットにぶちまけたいと思っていますが。
それをした事により。
さまざまな陰口、避難(原文)を浴び。今の職場にもいられなくなるのでそれはしません。

被告人に対して。表現の自由があるのも承知しております。表現に限りませんが。

しかしながら。
表現の自由により獄中日記を出し。
被害者に弁済すると道にもつながっているとはいえ。正直その程度では。弁済の足しにもならないと思います。

その理由と致しましては。

これは私が弁護士に相談させて頂きましたが。民事を起こしたとしても。裁判記録、並びに弁護士への依頼料で100万位かかるとのこと。
そして勝訴はしますが。そのかかったお金すらおそらく戻ってこないでしょうとの事。

実際その通りだと思います。

弁護士も通さず。被告人が被害者に返す意思があるのなら。
被害者に対して。返済計画、等を明記した上で。もちろん証人の名前も。(強制力はありませんが)謝罪分(原文)を出すのが当たり前だと思います。

なお。
被告人を許す事はしませんが。
個人的感情としては。
お金が全額戻ってくれば。私はそれだけで充分です。

お金さえ戻ってくれば。
言い方は悪いですが。
被告人がどーなろーと知ったことではありません。

支援者として。
答えて頂けるのはありがたいと思いますが。

もし本当に渡辺を支援したいなら。
被害者の心の傷が少しでもいえるように。検事、裁判所などにも働きかけしてほしいと考えてます

立花奈央子
まず、私の方から検事や裁判所に働きかけるのは手続き上不可能です。

間接的にそれを可能にするのは弁護士ですが、弁護士とは連携をとっておりますので、実質すでに動いている状態です。わたしのほうから、○○さんのためにできることはこの対話以上にはありません。その旨は最初にお伝えした通りです。

であれば検事や裁判所(裁判官)を動かすのは世論ということになりますが、これは被害者の状況を強く世間に対して発信することが必要でしょう。自分の言葉で声を上げ続ければ、同情や同意意見が多く集まり、○○さんを支援するべきだという声も上がるかもしれません。

これまでお話を聞いている限り、○○さんはご自身が陰口や非難を浴び、仕事に支障が出るので声を上げられないとおっしゃっていますが、それは保身です。

わたしは自分の顔、名前、居所、職業をすべて明らかにして自身の意見を表明し、活動しています。それにより発生するリスクも承知の上です。だからこそ強い発信力を持ち、人を動かし得るものだと考えています。

○○さんが被害弁済についてご意見があるのであれば、わたしを動かそうとするのではなく、専用のXアカウントを作るなどして支援や協同相手を募ってはいかがでしょうか。その際はリポストし拡散に協力いたします。

少なくとも、○○さんが思うところの支援者としての義務は、私の負うものではないと考えています。それに疑義のある場合は、支援者を非難する者としてXや記事で書いていただいて構いません。

○○さん
人を非難するようなことは書きません。
検察などに働きかけると言うことは不可能だと言うのは。心では承知してます。

専用のアカウントなども作るつもりもありません。
お金が戻ってこなければ自殺するだけです。
その際は全ての証拠、心中を綴るつもりです。

立花さんは被告人が反省してるとおもいますか?

私の目には少なくても。今月テレビ局が被告人に接見した時までは反省してる様子は一切感じられませんでした。

返信は不要です。

立花奈央子
わたしから見て渡辺被告がどのように考えているか、手紙のやり取りを通して感じることはありますが、私から見て渡辺被告がどのように考えているか、手紙のやりとりを通して感じることはありますが、私の方から示唆することは差し控えたいと思います。

ただ、私が仮に彼女の立場であった場合、どのように考えるだろうかということはお伝えします。*彼女がこう考えているというものでは断じてありません。

○○さんと付き合い、○○さんがこれまでの人生でいることができなかった青春の思い出を一緒に作ったが、そもそも金銭が発生しなければ、出会い、付き合うことは決してなかった。

30歳近くも年齢の差があるのだから、良識のある成熟した男性なら、まず詐欺や美人局を疑って手を出してこない。

確かに嘘をついたのは自分が悪かったけれども、騙される方にも問題があった。まともな人なら筆禍らない。それなのに自分だけが謝るのは違う。
性的サービスを望まれ、セックスも提供したのに、なぜそんなに責められるのか。

○○さん
だんだん気分悪くなります。

騙された私には責任はないと思います。

そもそも。こちらはマッチングアプリで軽い気持ちで言い値をしただけです。

年齢差のことも何回もも何回も被告人には言いました。

性的サービスとは言っても。一度だけです。

お金が絡まなければ。付き合う事もなかった。当然です。
そもそも騙さなければ何の問題もなかっただけです。

被告人がカモを見つけたと。アプリでイイネを返したのが発端です。

同棲、結婚の約束もしてたのですから。
体の関係をこちらが望んでもおかしくないと思います。

体の関係でも。
被告人は噓つきまくりですしね。

これを最後にメールは返さなくて結構です

追伸
青春の思い出?
とんでもない。
会う時間1時間弱
しかも10回にも満たず。

お金だって。
結果的に出したのは私ですが。。
それだってただ助けて薬草(多分約束の誤字)通り一緒に暮らしたかっただけです。

そもそも。被告人は被害者を人間と思ってない(接見で被告人が言った言葉)

わたしからDM差し上げましたが。
これ以上の返事は望まないので。
どうか返信はしないでください。
お願いします。

まとめ

2024年10月末時点での頂き女子の詐欺事件についての私の感じ方は以下になります。

  • 騙された方が悪いという誤った論調が多数見られる。
  • 支援者はりりちゃんを利用して金を儲けようとしているように見える。
    私が思う問題点の2つめです。Twitterではりりちゃんの手記やそれに関連する書籍や記事の販売をしている。映画の撮影も支持者たちからのクラウドファンディングで撮影するとされています。この界隈は主にミソジニスト…何らかの理由により傷ついている女性をターゲットにした商売をしているように見えました。
    女性の中でも比較的に弱者と見られる女性に共感的といえば聞こえはよいのですが、実情はそういった女性を食い物にしているように感じます。
  • りりちゃんを評価する声はいくらか誇張が含まれている。
    りりちゃんの評価している声として
    ・文才がある
    ・人の情に訴えかける魅力があるという
    文才については詐欺マニュアル、獄中日記、有料の手記を読んだ人の感想として、魅力については主に裁判を傍聴した人やメディアにも見受けられます。
    正直なことを言うと魅力については私にはわかりません。
    しかし、文才についてはおそらく監修している人たちがいます。詐欺マニュアルでいえばホストがアドバイスをしています。獄中日記や有料の手記については支援者を名乗る人たちがおそらくサポートしています。純粋な彼女の文章能力ではないことは考慮すべきです。
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